2010年 06月 05日
打ち合わせ日記 21 |
事務所につくと、テーブルの上に置かれていた一枚のスケッチが目に飛び込む。
大きな軒下にハンモックの掛かった、中庭のイメージスケッチ。
まさにそれは私が思い描いていた(実際に伝えてもいたけど)、中庭の光景。
ほんと、松田さんはそういう施主を引き込む演出(?)が上手なのです。
最近の議論の中心だった"中庭"のこと。
今のプランで面積を広げるにはいろいろと限界や制約がある。
そこで今回、思いがけず中庭改訂プランの提案を受ける。
基本的な部分はそのままに、土間や玄関、個室の配置を変更。
よりシンプルに、中庭を楽しめるプランニングとなっていました。
今まで温めてきたプランを変更するのは建築家はもちろん、施主の方も勇気がいる。
玄関やアプローチのこと、収納のこと。もう少し検討すべき課題もあるし。
でも、やっぱりこの中庭には変えがたい。(しかも全体の床面積も減るし…。)
ふと一年前の沖縄の光景を思い出してみる。
深い軒空間の心地よさ。密接な外部との関連性。独特の心地よさがあった。
その場で夫と話し合い、建築家おすすめでもある改訂プランで進めてもらうことに。
でもそれから数日。既存プランにも愛着があった分、多少の未練が再燃…。
建築家に電話で相談して、もうちょっとだけ悩ませてもらうことにしたのでした。
中庭や土間のこと。光の差し具合や距離感。
私たちがほんとに求めているのはなんなのだろう?
今更ながら、いろんなことが頭をうずまいています。
庭を中心とした豊かな暮らしを夢見たりして♪ハンモック、実現させたいなぁ。
とにかくこの住宅は…スゴイ。まるで美術館のようでした。
実際の中庭空間も体感。見上げる空が気持ちよかった~。竣工も楽しみです♪
by iecoto-diy
| 2010-06-05 17:47
| いえのこと