2009年 09月 06日
打ち合わせ日記 ⑬ |
新たなプランを受け取った前回の打ち合わせから約1ヶ月。
その間、迷い、考えた。
提案→要望→再提案→要望→・・・。
打ち合わせって、毎回そんなキャッチボールの作業。
その度に、プランはすこしづつ(そして時には大胆に)変化と進化を遂げていく。
気がつけばわが家には7つの模型が。(平置きが困難なため一部重ねて保管…。)
原型の分棟プランの進化型あり。軒家プランのような派生型あり。
どれもそれぞれに魅力的であり、もちろん引っかかる点もある。
そして最近ちょっとした結論がでた。
"ショシンニカエル"。
ちょっとニュアンスが異なるかもしれないけど…。
結局知らず知らずに気持ちに残っているのは、(中庭型の)初期のプランだったりする。
ならばそれを尊重すべきなんじゃないだろうか。
つまりそれは、建築家の考えが一番色濃く反映されたプランでもあり。
まわり道した結果、やっぱり最後はそこに還っていくんだなあ~、という印象。
(言うなれば建築家の"想定通り"ってこと!?)
ともかく。それは悩む選択肢がなければきっと出せなかった結論であって。
なんだかひさしぶりに、前に大きく踏み出せたような気がします。
(昔懐かしの)ドラクエで言ったら、「会心の一撃!」ってやつ?
誕生していました。分棟型と軒家型の折衷プランだそうだけど、これまた松田さんらしい
斬新&魅力的なもの。(でもこっちのほうが手堅いらしい。そうかなぁ?)
またもやすこし心がぐらついたものの、初心忘るべからず(?)ってことで。
ことが魅力。しかもなんか家具の種類が増えているような。そしてやはりすごい精度。
ちなみにトップの写真は幻のテラス。通称「ジェームズ・タレルの空」。
(実現度合いはともかくとして)こういうの想像するのって、やっぱ楽しい。
なんか最近、続々と新たなプラン(と模型)が。
決してヒマではないはず?(というか忙しそう)だけど。恐るべし、マツダグミ。
by iecoto-diy
| 2009-09-06 23:50
| いえのこと