2010年 07月 25日
住宅探訪 ⑫ |
平尾のとある閑静なマンションを訪れました。
「きんど」で度々お会いしたUさん邸。
そこが心地よい、そして大好きな空間であることはある程度想像できました。
なぜなら居場所作家、古庄さんが改装を手がけた場所だから。
でもそこは、その想像以上に居心地よく、素敵な場所。
まずはUさんを一瞬で魅了した、その低層住宅自体の持つ魅力。
1階の部屋のまわりは一面庭で、木々の緑が望める。
え、これ集合住宅…!?感覚としては平屋の一戸建てと変わらない。むしろ、それ以上?
その築30年ほどが経過した味わいある空間に、古庄さん独自の世界観が加味される。
幅広の無垢床、白壁にシーリングファン。洗面所の棚や電気スイッチに至るまで。
さりげないのに深みがある。建物本来の味わいと溶け合いつつも主張する。そんな感じ。
さらにはUさんの素敵なインテリアと暮らしぶりが加味されていて。
なんだかゆる~い、居心地よい場所なのです。(案の定ここでも長居してしまい…)
「リフォーム、楽しかった~!」と当時の様子を語ってくださるUさんを見て、
わが家に対する深い愛情を感じました。
なんかいいな~。私も数年後、同じような感情が抱けてたらうれしいな。
ちょっと不思議なご縁にも感謝しつつ。
なんだかあったかな気持ちになって、夕方家路に着いたのでした。
遊びごたえがあります。そして無垢床のカラっと感を自ら体感。自然素材って、
やっぱりスゴイ。
さりげなく見えるけど、実はかなり考えられて設えられているそうです。
アーチ型のドアやキッチンは既存のもの。新しいものには生み出せない雰囲気が…。
切妻屋根の下には立派なビルトインガレージが。…将来は女性建築家!?
by iecoto-diy
| 2010-07-25 22:59
| いえにまつわること