2010年 11月 10日
あきいろきんど |
いつものママチャリを走らせ、大橋へ。
ひさしぶりの、「きんど」。
石段を上がると、軒先に古庄さんご夫妻の姿が見えた。
そのまま外のテラスで雑談。いつものメニューを頂く。
すぐ傍の森はすっかり秋の装い。葉っぱと実を落として、冬支度をしているのかな。
…今年もまた、この季節が巡ってきた。
この場所に来るようになって、約2年の月日が過ぎた。
当時イモを片手におぼつかない足取りではしゃいでた娘は、3歳に。
行く前、お兄ちゃんたちにあげるお煎餅を嬉々としてリュックに詰めていたけれど。
いざ中学生の和音くんを前にすると、恥ずかしくてあげれない。
そんな複雑なお年頃に?なったんだろうか。(かなりあまのじゃくだし…)
風もなく穏やかな午後の日差しの中、森でどんぐり拾いやお庭の散策。
古庄さんが、どんぐりのネックレスを作ってくれた。
夕方は室内に入って、薪ストーブの炎のあたる。
2年間、この場所の印象は変わっていない。
"なんだか、居心地がいい。"
その"なんだか"の中身は、いまだによく分からない。
ただ単純にその時々の季節を感じて、何気ない時間を過ごして。
それだけなんだけど。
心地よいって、きっとそういうものなんだと思う。
ホットミルクを注文した。外きんどもまた格別。ほんと真似したい空間…。
でもこれってやっぱり、すぐ傍に森があるからこそのワザなのです。
切り取られた秋空は、独特の遠近感があって好きな光景。これも一種の
「フレーム効果」ってやつかもしれない。
【フレーム効果】窓枠を通して見ることによって、景色の遠近感が強調される効果。
by iecoto-diy
| 2010-11-10 20:01
| すきな場所のこと