
この家に越してきて、半年と少しが過ぎた。
季節は冬から春、そして梅雨を経て真夏へと移り変わろうとしている。
借景の柿の木も、気が付けば青々とした葉を茂らせている。
最初はすべてが新鮮で、不思議な感覚だった"わが家"での暮らし。
それらは日々少しずつ、何気ない"日常"へと変化する。
レッドシダーの外壁は、赤みが落ちてより素朴な風合いになった。
無垢の床板はいろんなシミがついたけど、"味わい"として前向きにとらえている。
ちょっとした虫たちとの遭遇にもあまり動じなくなった自分も発見したし。
真冬には、予期せぬ
驚愕の電気代に絶句したりもしたっけ。(この夏もちょっとコワイ…)
木の建具は、湿度の変化により閉まりずらくなったりもする。
お掃除の容量も大幅アップしたし、(あえて残している?)庭の草取りもエンドレス。
決して"手のかからない"イエではない。
どちらかというと"手のかかる"ほうだと思う。(もちろん、戸建てだしね)
でもなによりそれ以上に。私たち家族がこの家で得たもの。得た暮らし。
室内から眺めるちょっとした風景や光の心地良さ。
LDKとロフト、そして寝室の心地よい距離感と一体感。
深い軒と二つの土間、そして北側デッキがもたらす豊かな中間領域。
移り変わる季節の中で、今でも日々いろんな発見がある。
これからもずっと。長い年月。
こんなふうに家族でこのイエと寄り添い、共に成長していけたらと思う。
そうそう、電気代その後→→→(
前回レポート)
空調を使わない時期は7000円台で、ちょっとホッ。(それでも高いけどね。)
先日洗面所への送風を切り替えれるよう、追加工事を依頼した。
これで土間でのロスが少し減るかな~と、ささやかに期待。
7月に入り冷房を30度設定ではじめて作動。さて、夏場の電気代はいかに…?(祈・節電)